歴史に名を刻んだ香川 劇的弾はブンデス史上12009試合目にして初の記録に

アディショナルタイムの奇跡

 ドルトムント所属の日本代表MF香川真司が、ブンデスリーガの歴史に名を刻んだ。

 5日のヴォルフスブルグ戦で、ドルトムントは1-0とリードした後半アディショナルタイムに失点し、1-1の同点に追いつかれた。だが、試合終了間際に香川のゴールで勝ち越し、2-1の勝利を収めた。クラブの公式サイトによると、この後半アディショナルタイムの間にリードを失ったチームが、さらに取り戻して勝利したのはこの25年半のブンデスリーガ12009試合目にして初のことだという。

 香川にとって、このゴールは今季リーグ4ゴール目。今季初めてのリーグ戦ベンチスタートだったゲームだが、貴重なゴールで歴史に名を残すことになった。2010-11シーズンに加入して以来、途中のマンチェスター・ユナイテッド所属時を除くと、通算4シーズン目になるブンデスリーガでのキャリアだが、意外にも途中出場でのゴールは初めてのことだった。

 ブンデス通算30ゴール目がメモリアルゴールになった香川。ファンタスティック4とも呼ばれるドルトムント攻撃陣の一角として、さらなる躍進が期待される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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