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クロップ監督に畏敬の念を抱くマンU伝説の名将 「彼は人間として一級品」
手腕と人間性への賛辞を惜しまないファーガソン氏
マンチェスター・ユナイテッドの伝説の名将アレックス・ファーガソン氏が、今季途中にリバプール監督に就任後、圧倒的な手腕を発揮しているユルゲン・クロップ氏に対する畏敬の念を明らかにしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
「私は彼について心配している。ユナイテッドが望まないことは、リバプールが我々を凌駕することだ。彼は素晴らしい人間性を備えており、常に大きな笑顔を浮かべている。ニューカッスル戦に2失点で敗れた時でも、スティーブ・マクラーレンを祝福に行った。人間として一級品なんだよ。そして、彼がボルシア・ドルトムントで成し遂げた成果もね」
フットボール界最高の名将と呼ばれた「サー」は、ドイツ人指揮官に対する賛辞を惜しまない一方、ユナイテッドの地位を脅かす存在として恐怖心も露わにしている。
「コーチングセミナーから彼のことは知っている。彼の人格、推進力、知識によってクラブで違いを生み出す。(リバプールでは)物事が上向きになっているよ」
エース候補のイングランド代表FWスターリングのマンチェスター・シティ移籍、クラブレジェンドのスティーブン・ジェラードの退団、うまくいかない補強に加え、ブレンダン・ロジャース前監督の解任など、悪い流れが続いていたアンフィールドの閉塞感を、豪放磊落なキャラクターと熱血指導で一変させたクロップ監督への、サーの評価は絶大だ。
前節でニューカッスルに敗れたリバプールだが、ユナイテッドの伝説の名将は宿敵への警戒感を強めている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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