劇的な同点弾を生んだ”福岡愛” 7年ぶりに戻った古巣で果たした約束の言葉
「1年で落ちるなら上がらないほうがマシ」
チームは長く過酷なシーズンの中で、徐々に成長してきた。「今季はまず1-0の試合を守るという形だったが、今は前からプレッシャーをかけて2点目を取りに行ける」。チーム力に自信があるからこそ、”らしい”言葉を口にした。
「1年ですぐ落ちるぐらいなら、上がらないほうがマシ。まずはJ1に定着したい。ライバルの鳥栖みたいに、しっかり続ければできる」
頼れる仲間たちと共に再び中村がJ1の舞台へと帰ってくる。パワフルなドリブルで右サイドを駆け上がり、思い切りよくシュートを放つ。ぶっきらぼうだが、その一つひとつのプレーには“福岡愛”が詰まっているはずだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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