「プレミアリーグ推進委員会」選定の月間MIP、8月度はノリッジFWプッキに決定!

ノリッジFWプッキ【写真:Getty Images】
ノリッジFWプッキ【写真:Getty Images】

ニューカッスル戦でのハットトリックを含め、4試合5得点と圧巻のパフォーマンス

 イングランド・プレミアリーグのノリッジ・シティに所属するフィンランド代表FWテーム・プッキが、DAZNと9つのスポーツメディアで構成される「プレミアリーグ推進委員会」選出の8月度月間MIP(最も印象に残った選手)に決定した。

 29歳のプッキはこれまでセビージャ、シャルケ、セルティックなどでプレーし、2015年からデンマークの名門ブレンビーに移籍。2018年にノリッジへ移ると、加入初年度からチャンピオンシップ(英2部相当)で43試合29得点と大爆発し、優勝と昇格に大きく貢献した。

 そして迎えた今季、プッキは世界最高峰のプレミアリーグでも躍動する。開幕戦のリバプール戦(1-4)で4点を奪われるなかでも意地の1点を記録し、続く第2節ニューカッスル戦(3-1)ではチームの全得点を叩き出してハットトリックを達成。第3節チェルシー戦(2-3)でも得点を挙げ、なんと8月は4試合5得点という驚異の成績を残している。

 プッキの特長は、ストライカーらしいゴール前での嗅覚とシュートの正確性、そしてチャンスを迎えた場面での落ち着きにある。ノリッジは今季のプレミアリーグ最低予算とされながらも、アグレッシブなサッカーを展開。現在19位と苦戦しているものの、プッキがフィニッシャーとして好調を維持すれば、内容と結果がリンクして浮上する可能性は十分にあるだろう。

 シャルケ時代は元日本代表DF内田篤人(鹿島アントラーズ)とも共闘したプッキ。北欧生まれの点取り屋は、今まさにキャリアのピークを謳歌していると言っていいだろう。

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