「メッシを超えるわけでは…」 元オランダ代表MF、“後輩DF”のバロンドール受賞に持論
バロンドール受賞の有力候補に挙がるファン・ダイク
リバプールは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、通算6度目の欧州制覇を果たした。その中心選手として活躍したのが、DFフィルジル・ファン・ダイクだ。オランダ代表DFは、今年のバロンドール受賞候補にも挙げられているが、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏は、同賞を受賞したとしても、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを超えるわけではないと主張した。スペイン紙「AS」が報じている。
CL制覇に貢献したファン・ダイクは、今年のバロンドール受賞の有力候補に挙がっている。仮に受賞すれば、DFとしては2006年にドイツ・ワールドカップ(W杯)を制した元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が受賞して以来の快挙となる。
DFが受賞する可能性があると考えるかと問われたファン・デル・ファールト氏は、「もちろん。どうしてダメなんだい? 選手を比較することはできない。DFを選んだからといって、彼がメッシを超えているというわけではない。彼が何を勝ち取ったのか、どれだけチームにとって重要だったかを見るべきだ」と話している。
また、同じオランダ代表DFマティアス・デ・リフトは今夏、アヤックスからユベントスに移籍。しかし、デビュー戦となったナポリ戦(4-3)ではミスも目立ち、評価を下げていた。ファン・デル・ファールト氏は、「彼はバイエルンやバルセロナでプレーしている可能性もあった。彼はユベントスで難しいスタートを切ったね。(ジョルジョ・)キエッリーニも負傷していて、簡単ではないだろう。でも、素晴らしい才能の持ち主だ。彼はオランダ代表でも2試合プレーしたが、ピッチ上で大きく他の選手を上回る最高の選手だった」と、高く評価している。
そして、現在のオランダ代表については「これだけ多くのタレントが集まっている。デ・リフト、(フレンキー・)デ・ヨング、ファン・ダイクといった特別な選手。クーマン監督は安定感をもたらすし、今は全員がオランダ代表としてプレーすることを楽しんでいる。長い間、そうではなかったからね」と、世界有数のセンターバックが2人いるロナルド・クーマン監督が率いるオランダ代表には、明るい未来が待っていると考えているようだ。
[ftp_del]
>>【PR】イングランド・プレミアリーグをDAZN(ダゾーン)で見よう!ネットでの視聴方法はこちら!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)