「未熟な時ほど…」 DF酒井宏樹が語る“日本人欧州移籍論”「完成してからでは遅い」
【インタビュー第4回】近年の欧州移籍の流れを受けて酒井が持論展開「変なプライドが入っていると良くない」
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【第1回|名門マルセイユ加入で変わった“サッカー観”】
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【第2回|フランスで日本人が苦戦する理由】
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【第3回|フランスで「衝撃を受けた3選手」】
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今夏の移籍市場では、日本代表MF久保建英が18歳にしてスペインの名門レアル・マドリードへ移籍(後にマジョルカへ期限付き移籍)して話題を集めた一方、20代前半の若い日本人選手たちを中心に次々と欧州へ活躍の場を求めた。フランス1部マルセイユでプレーする日本代表DF酒井宏樹は、そうした欧州移籍の流れを受けて「未熟な時ほど行ったほうが良い。(選手として)完成してからでは遅いですし、変なプライドが入っていると良くない」と歓迎している。
酒井は2003年に中学入学と同時に柏レイソルのU-15チームに加入。そこからU-18チームを経て、トップ昇格も勝ち取った。3年半のプレーを経て、22歳でドイツ・ブンデスリーガのハノーファーへ移籍。4シーズンプレーした後にマルセイユへと移籍した。
自身が20代前半で欧州へとプレーの舞台を移したが、そのメリットをこのような言葉で表現している。
「Jリーグで50試合も出ていないのかな(J1、J2合計51試合出場)。何も分からないまま海外に行って、すごく大きな挫折はありましたけど、今となっては早く行って良かったと思いますね。若いうちに行ったほうが良いと思う。未熟な時ほど行ったほうが良い。完成してからでは遅いですし、変なプライドが入っていると良くない。“自分なんてダメ、絶対に通用しない、でも頑張ろう”という状態のほうが良いと思う」
日本で完成された選手になる前の欧州移籍は、キャリア形成のメリットになると話している。そうしたなかで、バルセロナの下部組織で育ち、スペイン語に不自由のない久保を「正直、建英のように喋るのにも不自由ないというのはかなり稀」と指摘し、あくまで例外的な存在と見ている。その一方、自身のコミュニケーションについては問題がないと語り、次のように続けた。
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