インテル移籍のA・サンチェス、イタリア時代の恩師が復活予言 「レベルを取り戻せる」
ウディネーゼ時代にトップ下にコンバートしたグイドリン監督が教え子に言及
今季からセリエAの強豪インテルへ期限付き移籍したチリ代表FWアレクシス・サンチェスに対し、恩師が復活を確信するエールを送っている。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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サンチェスは南米のクラブでプレーしている間にセリエAのウディネーゼが保有権を取得。そして、イタリアに渡ったのが欧州でのキャリアをスタートするタイミングになった。その時、トップ下にサンチェスをコンバートしたのがイタリア人のフランチェスコ・グイドリン監督だった。
イタリアでも戦術家として知られるグイドリン監督の下で活躍を見せたサンチェスは、スペインの強豪バルセロナからオファーを受けて移籍するに至った。その恩師は、サンチェスのイタリア復帰に喜びがあるようだ。
「彼の動向はずっとチェックしていた。マンチェスター・ユナイテッドで彼がなぜ機能できないのか、理解できなかった。彼は成長し続けると思ったが、オールド・トラッフォードはそういう場所にならなかった。バルセロナとアーセナルに所属していた時、彼は世界のトップ10に入る選手だった。コンテとともにあれば、そのレベルを取り戻せる。インテルに欠けていた要素を補う選手だ」
実際に、今季からインテルの指揮を執るアントニオ・コンテ監督は、ユベントス時代にウディネーゼからサンチェスの獲得も狙っていたとされる。さらに、グイドリン氏の率いたウディネーゼからガーナ代表MFクワドゥオ・アサモアらの主力も引き抜き、順応させた。グイドリン戦術で育った選手との親和性は高いとみられる。
9月の国際Aマッチマッチウィークでは、コンディション向上のために代表活動を1試合で免除されたことも報じられた。サンチェスがセリエAでどれだけの活躍を見せるかは、インテルの躍進やリーグ8連覇と絶対王者に君臨しているユベントスをストップできるかにも大きな影響を与えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)