久保建英、華麗な“バックヒールパス”にスペイン紙脱帽 「スキルで興奮巻き起こす」
W杯予選の最年少出場記録を更新 DFを欺いた後半37分のワンプレーに脚光
森保一監督率いる日本代表は、10日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦で2-0の勝利を飾り、アウェーの地で勝ち点3を確保するスタートとなった。そのなかでMF久保建英(マジョルカ)は、日本代表におけるW杯予選の史上最年少出場記録を樹立した。代表初ゴールこそならなかったが、チャンスクリエイトしたプレーぶりにスペイン紙「AS」が注目している。
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久保は2-0で迎えた後半36分、MF中島翔哉(ポルト)に代わって3枚目の交代カードとしてピッチに投入された。18歳98日でのW杯予選出場は、風間八宏(現・名古屋グランパス監督)の19歳67日を上回る記録となるなかで2列目右サイドに入り、積極的にゴールを狙いにいった。
このプレーぶりに日本だけでなく、スペインも注目している。久保らしさが表れた後半37分のプレーについて、「ベンチから出てきたクボ、バックヒールで相手ディフェンダーを欺く」というタイトルでスポットライトを当てている。
DF酒井宏樹(マルセイユ)のパスに対して右サイドに流れると、ダイレクトでのヒールパスで酒井にリターンする。完全にフリーとなった酒井のラストパスこそFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が決めきることができなかったものの、同紙はこのように描写している。
「レアル・マドリードから貸し出されているマジョルカのプレーヤー。彼のスキルは日本代表におけるピッチでも興奮を巻き起こし続け、インターナショナルウィークをも楽しんでいた」
遊び心あるプレーぶりを称賛された久保。マジョルカに戻ってレギュラー獲りを目指す立場となるが、代表2連戦で見せたプレーぶりをスペインの地でも見せることはできるだろうか。