メキシコ代表FW、技ありの“ノーバン”カーブ弾を海外メディア称賛 「別世界のゴール」
今年6月に代表デビューしたFWアントゥナがアルゼンチン戦前日練習で技術を発揮
メキシコ代表は現地時間10日に国際親善試合で強豪アルゼンチンと対戦するが、前日練習で期待の新鋭FWが見せた“ノーバン”カーブ弾が話題沸騰中だ。海外メディアは「別世界のゴール」「なんて宝石を放つんだ」と称賛している。
メキシコサッカー連盟の公式ツイッターは、アルゼンチン戦前日の練習模様を収めた動画をアップした。ゴールライン裏に置いたボールを、22歳のFWウリエル・アントゥナが助走をつけてキック。巻くように蹴られたボールは綺麗な弧を描き、そのままノーバウンドでゴールに吸い込まれた。
過去にはブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)も同様の試みを行っているが、ボールはゴール前でバウンドし、回転が増幅されてネットインしたもの。アントゥナの“ノーバン”は難易度がより高いと言っていいだろう。
スペイン紙「マルカ」メキシコ版の「マルカ・クラロ」公式ツイッターは、「これを見よ! 彼はメキシコ人のウリエル・アントゥナだ。なんて宝石を放つんだ!」と言及。メキシコのスポーツメディア「MedioTiempo」も「すごい! ウリエル・アントゥナの別世界のゴール」と称えた。
アントゥナは母国メキシコのサントス・ラグナでデビュー後、2017年にイングランドの名門マンチェスター・シティと4年契約を締結。同年からオランダ1部フローニンゲンへレンタルとなり、2シーズンの間、日本代表MF堂安律(PSV)と同僚だった。今季から米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーで元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチと共闘している。メキシコ代表では今年6月にデビューを飾っており、今後主力として頭角を現してくるかもしれない。
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