仏代表FWグリーズマン、巧妙な“股抜きヒール”に海外ファン熱狂「スペクタクルだ!」
PK失敗も… 技ありテクニックがEURO公式「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出
フランス代表は現地時間7日、欧州選手権(EURO)予選第5節アルバニア戦で4-1と快勝した。エースのFWアントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)はPK失敗を喫した一方、ノールックのバックヒールパスで相手の股を抜いてチャンスを演出。EURO2020公式インスタグラムは同日開催された試合の“最優秀スキル”に選出している。
フランスは前半8分にMFキングスレイ・コマン(バイエルン)、同27分にFWオリビエ・ジルー(チェルシー)がネットを揺らし、幸先良く2点のリードを奪う。しかし、前半36分にPKを獲得した際、グリーズマンがキッカーを務めたが、失敗に終わってしまう。
それでもグリーズマンはテクニックで沸かす。左サイドに出されたボールをタッチライン際まで追い、チラッと背後を確認すると、ノールックのバックヒールパスにトライ。マーカーの股を抜き、駆け上がったDFリュカ・ディニュ(エバートン)に渡ってビッグチャンスを生み出した。
EURO2020公式インスタグラムは、このワンプレーを7日に行われた試合の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出し、「グリーズマンのノールック、股抜き、バックヒールが受賞」と言及。コメント欄には「圧倒的な火を噴いた!」「スペクタクルだ!」「制御不能な離れ業」「これぞグリーズマン!」とファンからも反響が寄せられていた。
得点こそ生まれなかったものの、グリーズマンもしっかりと見せ場を作った。
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