敵地でのミャンマー戦で2-0勝利、試合後の会見で「二つ話しても良いですか？」

　日本代表は、10日にカタール・ワールドカップ（W杯）のアジア2次予選初戦でミャンマーと対戦し、敵地で2-0と勝利した。7大会連続のW杯出場に向けて好スタートを切ったなか、森保一監督は二つのポイントを挙げてチームの戦いぶりを称賛している。

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　5日の国際親善試合パラグアイ戦（2-0）と同じ11人をスタメンで送り出した日本は、大雨が降るなかで序盤から主導権を握った。前半16分、相手のカウンターを阻止した流れから攻撃に転じると、MF中島翔哉（ポルト）の強烈ミドルシュートで先制。さらに同26分、MF堂安律（PSV）のクロスからMF南野拓実（ザルツブルク）が頭で押し込んでリードを広げた。

　後半もチャンスを再三作った日本だがゴールは奪えず、2-0のまま終了。効果的に追加点は奪えなかったものの、森保監督は試合後にチームの戦いぶりを称えている。「二つ話しても良いですか？」と切り出した指揮官は、次のように続けた。

「一つは、追加点を奪うことができなかったのは反省とレベルアップは必要だが、選手たちが攻めの姿勢を忘れずに試合を通して戦ってくれたこと」

　日本は90分を通じて脅威を与え続けたなか、森保監督は“攻めの姿勢”を高く評価。ゴールこそ前半の2発のみだったが、貪欲にゴールを狙い続けたチームのメンタリティーに合格点を与えている。