大迫勇也、背後からの“危険タックル”に怒り露わ 警告受けたミャンマーDFに詰め寄る

FW大迫が相手のファールに対して怒りをあらわに【写真:高橋学】
FW大迫が相手のファールに対して怒りをあらわに【写真:高橋学】

2-0とリードした直後、エースを襲ったヒヤリとする場面

 日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦、敵地でのミャンマー戦に臨んだ。雨が降りしきる劣悪なピッチコンディションのなか、前半にMF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)がゴール。地力に勝る日本のペースでゲームは進んだが、1トップで先発したFW大迫勇也(ブレーメン)が相手から危険タックルを受け、怒りを露わにするシーンが起きている。

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 試合は前半16分に、左サイドから仕掛けた中島が右足を振り抜き豪快な先制点を叩き込むと、同26分にはMF堂安律(PSV)のクロスを南野がヘディングで流し込みリードを2点に広げた。

 日本ペースで進むなか、ヒヤリとしたシーンが起きたのは2点目が生まれた直後の同28分だった。ボールを受けた大迫に対し、ミャンマーのDFゾー・イェートゥンが背後から足をすくうようなスライディングタックルを敢行。ファウルの判定で笛が吹かれた直後、大迫は怒りを露わにし詰め寄った。チームメートが間に入って落ち着かせたが、一歩間違えれば負傷しかねない危険なタックルだった。

 主審はゾー・イェートゥンにイエローカードを提示。試合はその後も日本が主導権を握るものの追加点は生まれず、2-0でW杯予選初陣を勝利で飾った。

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