森保J、“想定内”の劣悪環境 土砂降りのなか“ぐちゃぐちゃピッチ”でミャンマー戦へ
カタールW杯アジア2次予選の初戦、敵地ミャンマー戦は“最悪なピッチ”の予想
日本代表が10日、劣悪環境でカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦となるミャンマー戦(ヤンゴン)に臨む。敵地で行われる一戦。この日は夕方に突如襲いかかるスコールではなく、午前中から強い雨が降り続け、ピッチ状況は“最悪”な状態が予想される。試合に向けて、8日、9日と2日連続で雨のなか試合会場で練習した森保ジャパンだが、“想定内”の環境を生かして勝利を収めることができるだろうか。
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7日から始まったミャンマー合宿だが、7日、8日と練習中に見舞われたスコールとはまた違い、断続的な雨が森保ジャパンの“天敵”となりそうだ。試合開始時から水分を多く含んだ“ぐちゃぐちゃ”ピッチが予想される一戦。街中では浸水が起きるほどの強い雨で、森保監督が前日の公式会見で想定していた劣悪環境のなか、選手は「臨機応変」に戦わなければいけない。指揮官が求めていた柔軟性だ。
「グラウンド状態も悪いなかプレーしないといけない時に、どういう判断をしないといけないか、現実的な良い判断をして相手を上回っていけるように、選手には戦って欲しい。全て“想定外”のことが起きるということもしっかり考えてやらなければいけないと思いますし、選手たちにはその現実のなかで柔軟に臨機応変に適応してもらいたい」
合宿初日の練習場は天然芝ではなく、雑草が生えぬかるんだピッチ。翌8日は同所での練習予定だったが、急きょ変更して天然芝の試合会場で調整した。選手は口々に「昨日よりマシだった」と話したが、試合当日は“お約束”の悪天候。W杯予選は難しい戦いになることが多いが、ピッチ状況も最悪のなか、日本代表にとって集中力の高さと確実な決定力が求められる一戦となりそうだ。