マンCが史上初の“大台”突破で1202億円! 「チーム総市場価格ランキング」最新版を発表
欧州調査機関が欧州5大リーグを調査、“10億ユーロ超え”はフットボール史上初
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは昨季、プレミアリーグ2連覇を含む国内三冠を達成するなど、欧州でも屈指の力を備えるチームとなっている。さらにスイスの調査機関「CIES Football Observatory」の調査によれば、タレント揃いのチームの総市場価格が10億ユーロ(約1186億円)を超えたフットボール史上初のチームになったという。
同機関は独自のアルゴリズムで欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)の選手の市場価格などを算出。公開された最新のレポートによれば、プレミア王者シティの所属選手の総額は10億1400万ユーロ(約1202億円)に到達。10億ユーロを超えたチームはフットボール史上初になるという。
イングランド代表FWラヒーム・スターリングやベルギー代表MFケビン・デ・ブライネらを擁する“ペップ・シティ”が、新たな形で歴史に名を刻んだ。
シティに次ぐのがブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペらが所属するパリ・サンジェルマン(PSG)と、“銀河系軍団”のレアル・マドリード。いずれも9億1300万ユーロ(約1083億円)、9億200万ユーロ(約1070億円)と大型スカッドを保有しているが、シティには及ばなかった。
それ以下は4位マンチェスター・ユナイテッド(7億5100万ユーロ/約890億円)、5位ユベントス(7億1900万ユーロ/約852億円)、6位バルセロナ(6億9700万ユーロ/約826億円)、7位リバプール(6億3900万ユーロ/約758億円)、8位チェルシー(5億6100万ユーロ/約665億円)、9位アトレチコ・マドリード(5億5000万ユーロ/約652億円)、10位アーセナル(4億9800万ユーロ/約590億円)と続く。トップ10入りしたアーセナルでも、シティの2分の1以下と、上位でも大きな差がつく結果となった。