4季ぶりのJ2復帰の指揮官は常勝軍団・鹿島のエキス注入へ

　今季のJ3リーグ戦では、優勝とJ2自動昇格を決めた山口と勝ち点で並びながら得失点差で2位になった。リーグ最終戦では、結果的に勝利すれば優勝できたところを引き分けで2位になり、今回の入れ替え戦に参入することになった。

「ここというゲームで勝てなかった部分もあるので、今日それを成し遂げてくれた選手たちに感謝したいと思います。本当に良くやってくれました。素晴らしい」

　勝負強さを身に付けた選手たちを相馬監督は称えた。

　来季は2012年シーズン以来のJ2での戦いになる。相馬監督も「厳しいものが待っていると思う」と気を引き締めているが、今季のリーグ36試合でわずかに18失点という堅守は大きな武器になる。元日本代表DFであり、鹿島の黄金時代を支え数々のタイトルを獲得してきた相馬監督。それだけに「いつも高いものを要求してしまう」と話す理想主義者が、J2に町田旋風を巻き起こす。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images