「一番大事になる」 ベテラン長友佑都が指摘、W杯予選ミャンマー戦勝利のポイントは?
天候やピッチコンディションに不安が残るなか、「思い切りの良さが必要になる」
森保一監督率いる日本代表は、10日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選初戦ミャンマー戦(ヤンゴン)に臨む。前日練習を終えたDF長友佑都(ガラタサライ)が取材に応じ、「一番大事になる」と勝利のポイントを挙げている。
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日本代表にとって7大会連続のW杯出場に向けたアジア予選がいよいよ幕を開ける。FIFAランク33位の日本にとって、同135位のミャンマーは格下に位置づけられるが油断大敵だ。現地での練習中にスコールに見舞われ、劣悪なピッチコンディションにも苦しんでおり、長友も「なかなか難しいコンディション」と吐露している。
天候やピッチコンディションが不安要素として残るなか、長友は勝利のポイントとして「精神面というか、メンタルコントロールが一番大事になる試合だと思う」と指摘。日本代表が思うようにプレーできない可能性を踏まえつつ、次のように続けている。
「特に格下と戦う時は、みんな理想を求めすぎて、逆に相手の罠に引っかかってしまう。パスをひっかけてカウンターを食らってしまう。変にプレッシャーに行き過ぎてファウルをしてそれが失点につながる。そういったことは僕も経験してきている。精神面をしっかり整えられるように。特に僕ら後ろの選手がね」
長友やDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)ら経験豊富な選手たちがチームを落ち着かせ、柔軟に対応できるかどうかをポイントに挙げた。
「あまりにすごい雨だと視界もなかなか難しい。中途半端なクリアとか、中途半端なパスをするぐらいなら、しっかり割り切る。外にボールを出すのか、それとも大きく蹴り出すのか。そういう思い切りの良さが必要になってくる」
90分を通してメンタル面を安定させ、状況に応じて適切なプレーができるか。森保ジャパンの戦いぶりに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)