年間最優秀スキル? 仏代表FWグリーズマンのノールック股抜きパスに称賛「度肝抜く」
アルバニアに4-1で勝利したなか、PK失敗のグリーズマンも華やかなプレーで会場魅了
フランス代表は現地時間7日、欧州選手権(EURO)予選第5節でアルバニア代表と対戦し、4-1で勝利を収めた。エースのFWアントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)はPKを失敗するも、ノールックのバックヒールパスで相手選手の股を抜くなどチャンスを演出。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「グリーズマンが度肝を抜くノールック股抜きパス」とスポットライトを当てている。
フランスは前半8分にMFキングスレイ・コマン(バイエルン)、同27分にFWオリビエ・ジルー(チェルシー)がネットを揺らし、幸先良く2点のリードを奪う。しかし、同36分に獲得したPKは、キッカーを務めたグリーズマンがまさかの失敗。それでも、28歳のアタッカーは魅惑的なテクニックでファンを沸かせた。
左サイドに出されたボールを追っていたグリーズマンは、タッチライン際でチラッと背後を確認すると、ノールックの左足バックヒールパスをダイレクトで供給。マーカーの股を通し、駆け上がったDFリュカ・ディニュ(エバートン)に渡ってビッグチャンスを生み出した。EURO2020公式インスタグラムはこの日の“最優秀スキル”に選出し、動画を公開していた。
「CAUGHT OFFSIDE」は、「グリーズマンが惚れ惚れするプレーの片鱗で、早くも年間最優秀スキルを生み出した。完璧なまでのノールック股抜きパス」と絶賛。「この28歳はバルサで晴れやかなスタートを切り、今まさにサッカーを楽しんでいるのは明らかだ」と伝えた。
ゴールは奪えなかったが、グリーズマンらしい華やかなテクニックは世界の注目を集めている。
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