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イングランド女子リーグで過去最高の観客動員数を記録 大幅に記録更新した理由とは?
FA女子スーパーリーグが開幕 全6試合で約6万3000人を集客
イングランドでは現地時間8日、今季のFA女子スーパーリーグが開幕。週末の2日間で全6試合が行われたが、合計の観客動員数は約6万3000人となり、これまでの記録を上回ったという。AP通信は、最高観客動員数の記録を更新した理由を探っている。
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男子が国際Aマッチマッチウィークを戦うなか、イングランドでは女子のリーグ戦が開幕。8日と9日の2日間で全6試合が行われ、観客動員数は合計で6万2921人に達したという。
イングランド女子代表は、今夏にフランスで行われたFIFA女子ワールドカップ(W杯)で4強入りを果たした。その影響もあり国内では女子サッカーの人気が高まっているというが、AP通信によれば観客動員数の記録を上回った理由はそれだけではないと主張している。
男子チームのゲームがなかったマンチェスター・シティは、女子チームの試合でエティハド・スタジアムを使用した。チェルシーも同様にスタンフォード・ブリッジを使用。そもそもの収容人数を増やしたことが大幅な記録更新につながったと報じている。
また、トットナムと対戦したチェルシーだが、約4万枚のチケットを無料で配布して動員を図ったようだ。その結果、2万4564人がスタジアムを訪れたという。この無料配布について、チェルシーのエマ・ヘイズ監督は試合後の会見で持論を語っている。
「チケットにお金を支払うことに対して疑問に感じている人もいると思う。だけど、私たちはワールドカップでの勢いを基にして構築できているので、そういった意見を批判するつもりはない」
W杯の4強入りで国内の女子サッカー人気に火が点いているイングランドだが、一過性の人気ではなく、定着させることができるか注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE=AP)