ミャンマー撃破の日本に韓国紙指摘 久保ら投入の森保采配は「なんの効果もなかった」
前半に幸先よく2点のリードを奪うも追加点ならず 最後のカードで18歳久保を投入も…
森保一監督率いる日本代表は、10日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦となる敵地ミャンマー戦に2-0と勝利し、白星スタートを切った。前半にMF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)のゴールで2点のリードを奪うも、その後はボールを支配しながら追加点を奪えず。韓国紙「日刊スポーツ」は、交代策について「なんの効果もなかった」と厳しく言及した。
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日本は5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)とまったく同じメンバー11人を、ミャンマー戦のスタメンに起用。前半16分、DF冨安健洋(ボローニャ)の縦パスを受けた中島が左サイドからカットインを仕掛けると、ペナルティーエリア外から右足を振り抜き、豪快なミドルで先制ゴールを奪った。その10分後の同26分、今度はMF堂安律(PSV)のクロスに南野がドンピシャのヘディングシュートで合わせて追加点を挙げた。
その後もボールを支配しながら3点目を奪えなかった日本は、後半20分にMF伊東純也(ヘンク)、同31分にはFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)を投入。その5分後にはW杯予選の最年少記録更新となった18歳89日のMF久保建英(マジョルカ)も起用して得点を奪いに行ったが、結局ゴールネットを揺らせないまま2-0でタイムアップを迎えた。
難しいアウェーゲームで白星スタートを切ったとはいえ、不完全燃焼に終わった感は否めない。韓国紙「日刊スポーツ」は、「FIFAランキング33位の日本は、135位のミャンマーを下し、今W杯予選で初勝利を手にした。彼らは早い段階で2ゴールしたが、後半は敵のプレッシャーに手を焼き、汗を流さなければならなかった」と後半に予想外の労力を要したとし、森保監督の交代策についても分析している。
「後半、伊東純也、鈴木武蔵、久保建英と3人のアタッカーを投入したのは、攻撃で苦しんでいる証だった。しかし、なんの効果もなかった」
韓国メディアの目にも、ダメ押しの3点目以降を奪えなかった点は課題に映ったようだ。