EURO予選第5節ベスト11を仏誌選出 オランダから最多3選手…ハット達成の英エースも
守備陣にはスペイン相手に検討したルーマニアGK、功績を認められたS・ラモスら
欧州では9月の国際Aがマッチウィークで、来年に開催される欧州選手権(EURO)2020の予選が行われている。フランス誌「フランス・フットボール」は、5日から7日にかけて行われたEURO予選の試合に出場した選手のなかから、ベストイレブンを選出して発表した。
2020年6月12日に開幕するEURO2020に向けて、ヨーロッパ各地ではその出場権を懸けて熱戦が繰り広げられている。今回の国際Aマッチウィーク前半となる5日から7日にかけて、EURO予選第5節全18試合が行われた。
そのなかで「フランス・フットボール」はEURO予選第5節のベストイレブンを選出。ドイツを相手に4-2で快勝したオランダから最多3選手が選出され、ブルガリアを相手にハットトリックを達成したイングランド代表FWハリー・ケイン(トットナム)なども選ばれている。
同誌が選んだベストイレブンのフォーメーションは4-2-3-1となっている。GKには、今季からリヨンに加入したルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌが選ばれている。ルーマニアはスペインを相手に1-2で敗れたが、「タタルシャヌがいなければ、スペインを迎えたホームの一戦は破滅的な点差となっていただろう」と同誌は評価。多くの決定的なピンチを防いだことが選出の理由となっている。
最終ラインの4人には、右からコソボ代表DFメルギム・ヴォイヴォダ(スタンダール・リエージュ)、フランス代表DFラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル)、イタリア代表DFエメルソン・パルミエリ(チェルシー)が選ばれている。S・ラモスは「スペインの歴代得点者トップ10に入った」と、これまでの功績も含めて評価しているようだ。