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「少しイライラすることも…」 GKテア・シュテーゲン、“ノイアーの控え”扱いに不満
ドイツ代表の正守護神に奪取に意欲も、「今はまだそういう時期ではない」と忍耐を主張
バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンはクラブでレギュラーポジションを手にしている一方で、ドイツ代表ではGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)の牙城を崩せずにいる。その現状に苛立ちを覚えているようだ。ドイツメディア「T-Online」で心境を明かした。
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テア・シュテーゲンは2014年にボルシアMGからバルセロナへ移籍。母国ドイツを飛び出して名門クラブでレギュラーに定着し、今では世界最高のGKの1人として評価を高めた。
しかし、ドイツ代表では不動の守護神にノイアーが君臨。33歳となった先輩の牙城を崩すことができず、現在も代表では2番手に甘んじている。ドイツは現地時間6日に欧州選手権(EURO)予選でオランダに2-4と大敗したが、テア・シュテーゲンは敗戦をベンチから見守った。9日の同北アイルランド戦(2-0)でも出番は訪れなかった。
クラブでは不動、代表ではサブ。そうした状況についてテア・シュテーゲンは「もちろん、少しイライラすることもある。自分のベストを出しているのに、自分の望むところにいることができていない」と語っている。「僕自身、答えを見つけるための時間だと思っている」と前向きな姿勢を示しているものの、現状に対する不満があると明かした。
「僕は成功を収めたい。最も重要な目標は代表チームのナンバーワンの座だが、今はまだそういう状況ではない」
ドイツはノイアーやテア・シュテーゲンだけでなく、アーセナルのGKベルント・レノなど優秀なGKを輩出している世界屈指のGK大国だ。多くのライバルが存在するなかで、テア・シュテーゲンはナンバーワンの座をつかみ取ることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)