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名将ベンゲル、ロナウド&メッシ獲得画策の過去告白 「後悔して生きないといけない」

ロナウドとメッシともに獲得に失敗 メッシは「当時アンタッチャブルな存在だった」
アーセン・ベンゲル氏は、かつてJリーグの名古屋グランパスで指揮を執り、名門アーセナルで22年の長期政権を築いた。現在は監督業から離れているフットボール界の名将は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を獲得しようと画策した過去を明かしている。英紙「ザ・サン」などが報じた。
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名古屋を指揮したベンゲル氏は1996年10月にアーセナルの監督に就任。そこから22年間の長期政権を築き、史上初の無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズンをはじめ、プレミアリーグ優勝3回、FAカップ優勝7回、自身もプレミア年間最優秀監督に3回輝いた。
名将の元では数々のスター選手がプレーしてきたが、衛星放送「ビーイン・スポーツ」アメリカ版のインタビューで、世界屈指のアタッカーであるロナウドとサインしようとしたことはないかと問われると、すかさず「イエス」と答えている。
「達成できなかったビジネスとして後悔して生きないといけない。それが大きな割合を占めている」
ロナウドは2003年、母国ポルトガルンのスポルティング・リスボンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍。その後09年にスペインの名門レアル・マドリードへ渡ったが、ベンゲル氏はロナウド獲得を画策するも失敗に終わり、後悔する出来事だったと明かしている。
また、記事によれば、元スペイン代表MFセスク・ファブレガス(現モナコ)をバルセロナの下部組織から獲得した際、同じラ・マシアにいたメッシの獲得にも興味があったというが、「彼は当時アンタッチャブルだった」と言及。交渉中にメッシがアーセナルのユニフォームを与えられたという噂についても、「決してない。メッシはスペインにとどまった」と答えている。
もし、アーセナルでロナウドとメッシが共演していたら――。ベンゲル氏のタイトル獲得数はもっと増えていたかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)