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マインツ武藤、HSV酒井高との直接対決を制す 地元紙の採点でも明暗クッキリ
平均点の武藤と両チーム最低の酒井高
ブンデスリーガは5日に各地で第15節が行われた。DF酒井高徳の所属するハンブルガーSV(HSV)と、FW武藤嘉紀所属のマインツの日本代表対決は、アウェーのマインツが3-1で勝利を収めた。ドイツ地元紙「ビルト」の採点(1が最高、6が最低)では、2得点に絡んだ武藤は平均的な3点が与えられた。一方、HSVの酒井は、両チーム通じて単独ワーストの6点と厳しい採点となった。
3得点で快勝したマインツは、2ゴールのMFハイロが1点で単独トップの評価。ドリブルで再三チャンスメイクをしていたFWマリ、武藤との交代でピッチに立ったFWニーダーレヒナーの2人が2点で続いた。その他、武藤をはじめとするマインツの出場10選手には平均的な3点が与えられた。
ホームで敗戦を喫したHSVの採点は悲惨なものとなった。11月20日の試合で日本代表MF香川真司擁する2位ドルトムントに3-1で勝利を収めたHSVだったが、この日はマインツに返り討ちに遭った。最高でも、MFホルトビー、MFユングら4選手の4点。全選手が平均を下回った。その他、出場9選手が5点という評価の中で酒井だけが最低点となる6点を与えられた。攻撃でも味方との連係がスムーズにいかず、パスカットされるシーンが散見されるなど、最後まで悪いリズムのまま試合を終えた。4試合連続で右サイドバックとしてフル出場となったが、満足の行くパフォーマンスを見せることはできなかった。
この結果、マインツは勝ち点を23に伸ばして7位に浮上。敗れたHSVは同21で足踏みとなり、9位に順位を落とした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images