CL名シーンを彷彿? 「全員を欺く」トリックFKに反響「素晴らしいゴラッソ」
メキシコ女子リーグでのトリッキーなゴールが話題に
メキシコ女子1部リーガMX第9節クルス・アスル対チーバス・グアダラハラの試合(3-3)で、グアダラハラのトリックプレーが反響を呼んでいる。スポーツ専門チャンネル「TUDN」メキシコ版は、「チーバス女子チームの選手たちは、予期せぬフェイントで貴重なゴールを決めた」と報じ、公式インスタグラムなどでその映像を公開した。
リーグ戦の第9節のクルス・アスル戦を敵地で行ったグアダラハラは、2-0の後半10分に正面より右寄りの角度からFKのチャンスを得た。2人がボールの前に立って目隠しをした状態でFKを蹴ろうとしたところ、相手が壁から飛び出してきたことを指摘し、仕切り直し。それに合わせて相手がポジションを戻そうとしたとき、ボールの前に立っていた1人が中央方向へボールを蹴り出してプレーを再開させ、同じくボールの前に立っていたもう1人のMFタニア・モラレスが、素早く振り向いてシュートを放った。ボールは崩れた壁の内側を通り、ゴール右隅に突き刺さり得点となった。
この試合を中継していたスポーツ専門チャンネル「TUDN」は、このトリックプレーを称賛。「彼女らは全員を欺き、実験的なプレーで偉大なるゴールを決めた」と綴り、YouTube公式チャンネルでこのプレー映像を公開した。「TUDN」は同様に、「チーバス女子チームの選手たちは、予期せぬフェイントで貴重なゴールを決めた」とコメントを付け、インスタグラムでも同映像を公開している。
この映像には、「素晴らしいゴラッソ」「これは偉大なゴール」「最高のプレーだ!」「敬意を表する」と称賛のコメントが寄せられた。その他に、「勉強になる」「保存した」「次のゲームでやってみよう」と、プレーヤー目線で真似をしようと考える声もあった。
相手の隙を突いて得点したプレーという共通点から、「リバプール対バルセロナの時のように見える」「チャンピオンズリーグでのアレクサンダー=アーノルドのCKを思い出した」と、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦リバプール対バルセロナで、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのCKからベルギー代表FWディボック・オリギが決めた名シーンを思い起こした人もいたようだ。