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元英代表FWオーウェン、歴代ベスト11の顔ぶれが話題 自伝で非難のベッカムら選出
ベッカムに加え、ツイッター上で口論に発展したシアラーも選出
元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が自身の選ぶ歴代イングランド人ベストイレブンを英公共放送「BBC」で明かした。今月発売された自伝『Reboot: My Life, My Time』の中で非難したデイビッド・ベッカム氏や、ツイッター上で口論を繰り広げたアラン・シアラー氏も含まれていると話題になっている。
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自伝の発売をきっかけに、物議を醸すニュースが続いているオーウェン氏が理想のイングランド・オールスターズを選出した。
システムは3-5-2。GKデイビッド・シーマン、3バックにはソル・キャンベル、リオ・ファーディナンド、ジョン・テリー。両ウイングバックにデイビッド・ベッカムとアシュリー・コール、中盤3センターにはスティーブン・ジェラード、ポール・スコールズ、フランク・ランパードが並ぶ。そして2トップにアラン・シアラーとウェイン・ルーニーが入った。
顔ぶれを見れば納得の選出にも見えるが、ここ数日の騒動があっただけにその選出は驚きを与えているようだ。英紙「デイリー・メール」はこのような見出しで伝えている。
「マイケル・オーウェンが彼のイングランドベストイレブンにデイビッド・ベッカムとアラン・シアラーの2人を入れた……元代表ストライカーは過激な自伝の中で、このペアを激しく非難してからわずか数日だというのに」
オーウェン氏は現役時代の2005年に、レアル・マドリードからニューカッスルへ移籍したが、自伝の中で「(ニューカッスルには)行きたくなかった」「レベルを下げる移籍だった」などと暴露。これを見たシアラー氏はオーウェン氏とツイッター上で口論を繰り広げた。
さらにその数日後には、同じく自伝の中でベッカム氏が1998年フランス・ワールドカップのアルゼンチン戦で退場したことについて、「デイビッドは我々を失望させた。そして、私はまだ今日になってもいくらかの憤りを持っている」と非難する内容が含まれていることも明らかになっていた。こうした出来事の直後だっただけに、2人がオーウェン氏の選ぶベストイレブンに含まれていたことは驚きと捉えられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)