虚を突く“トリックスローイン”が生まれる 「素早くゲームを再開するために…」

キュラソー対ハイチの試合で珍しいトリックプレーが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
キュラソー対ハイチの試合で珍しいトリックプレーが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

キュラソー代表のバクーナ兄弟、スローインを背中に当てるプレーを披露

 CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ネーションズリーグが現地時間7日に行われ、グループDのキュラソー対ハイチの試合で珍しいトリックプレーが生まれた。スポーツ専門チャンネル「TUDN」メキシコ版は「キュラソーの選手は素早くゲームを再開するため、非常に帰納的だった」と、そのプレーを紹介している。

 CONCACAFネーションズリーグのグループD第1節キュラソー対ハイチ(1-0)が、現地時間7日に行われた。両チームとも無得点で迎えた後半7分、右サイドでキュラソーのスローインとなった。MFジュニーニョ・バクーナがボールを拾い、投げ込む先を探しながらサイドライン際に立とうとしているところで、MFレアンドロ・バクーナがその目の前を通過。それと同時にジュニーニョ・バクーナがボールを投げ入れ、レアンドロ・バクーナの背中にボールを当てると、それをすぐに拾ってプレーを再開。兄弟ならではの息の合ったトリックプレーを見せた。

 同じようなプレーは、以前にマンチェスター・ユナイテッドで元フランス代表DFパトリス・エブラと元ウェールズ代表MFライアン・ギグスが見せていた。2011年に行われたマンチェスター・ダービーで、エブラがギグスの背中にスローインを当ててプレーを再開している。

 バクーナ兄弟のプレー、エブラとギグスのプレー、どちらも相手がすぐに寄せてきており、相手の虚を突くことができたかどうかは疑問が残る。しかし、話題を提供するプレーとなったことは間違いないようだ。

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