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ブンデス強豪のホーム無敗記録を止めた香川の華麗な決勝弾 「最後のワンプレーに懸けていた」
ヴォルスブルク戦で今季リーグ戦初の途中出場
後半アディショナルタイムの劇的な決勝点で、ゴールへの熱い思いが結実した。ドルトムントの日本代表MF香川真司は5日のヴォルフスブルク戦後半アディショナルタイムに勝負を決めた。アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのラストパスから左足でネットを揺らし、チームを2-1の勝利に導いた。リーグでは今季初の途中出場となった香川は「最後のワンプレーに懸けていた」と執念を実らせた。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
開幕から14試合連続で先発出場を果たしていた香川は、リーグ戦で今季初めてベンチスタートとなった。1点リードの後半10分からピッチに立ったが、大きな見せ場はなかなか訪れなかった。気付けば後半アディショナルタイム。ドルトムントはDFピスチェクがエリア内でFWシュールレを倒してPKを献上。これをDFリカルド・ロドリゲスに決められて勝利を目前に1-1の同点に追いつかれてしまった。
しかし、こうした状況でも香川は冷静だった。ゴールへ嗅覚を研ぎ澄ませ、最後のチャンスに全身全霊を懸けていた。後半アディショナルタイム3分、右サイドのピスチェクからのクロスをファーサイドで待っていたムヒタリアンがダイレクトで中央へ折り返すと、誰よりも先にこのパスに反応。左足のシュートで名手の元スイス代表GKディエゴ・ベナーリオが守るオオカミの牙城を破った。
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