マンU監督がディバラ獲得を希望? ユベントスで不遇の“10番”、冬の補強候補に浮上
ルカク、サンチェスが流出したマンU スールシャール監督が冬に前線補強をリクエストか
イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドを率いるオレ・グンナー・スールシャール監督は、冬の移籍市場でのターゲットをイタリア王者ユベントスで不遇のストライカーに定めたという。英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」などが報じている。
ユナイテッドは今夏の移籍市場でベルギー代表FWロメル・ルカクとチリ代表FWアレクシス・サンチェスを、いずれもイタリアの強豪インテルへと放出した。そうしたなか、指揮官は冬の移籍市場では前線の補強をリクエストする見込みだとされている。
その筆頭候補が、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラだという。ディバラには今夏の移籍市場でプレミアリーグのトットナムからオファーがあったとの報道もあったが、最終的にチームに残留している。しかし、ユベントスはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの売却に失敗し、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチもチームに残った。
この英紙報道を受け、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、ディバラが放出可能な存在だとレポートしている。それが今季から指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督にとって、イグアインはナポリ時代に指導した愛弟子であり「少しのサプライズではあるが、シーズンが始まって重要なポジションを得ている」という状況にあるとしている。
夏の移籍市場の間には、アンドレア・アニェッリ会長がクラブ戦略上の理由で国内のライバルであるインテルにはディバラを放出しない方針を固めたとレポートされた。その一方で「ディバラは放出される可能性がある。それが特に、イングランドからのオファーであればなおさらだ」とした。
こうした状況を踏まえれば、ユナイテッドにとってのディバラ獲得は金銭的な問題さえ解決すれば可能な情勢だと見られる。イタリア王者で「10番」を背負いながら、昨季加入のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやイグアインにポジション争いで劣勢なディバラは、冬のイングランド行きが現実味を帯びていると言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)