敵地ミャンマーの“劣悪環境”に直面 プレミアで戦う吉田麻也、W杯予選に思うことは?
ヤンゴンの練習環境は劣悪、“雑草”ピッチに強烈なスコールも…
日本代表は10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選初戦となるミャンマー戦(ヤンゴン)に向けて、7日から現地で練習をスタートした。使用されたヤンゴン市内の練習場は劣悪なピッチ状況のうえ、スコールにも見舞われるなど過酷な環境となっているが、プレミアリーグで戦う日本代表の主将DF吉田麻也(サウサンプトン)は「人生の糧になる」と、敵地の厳しい環境を前向きに捉えているようだ。
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森保ジャパンは7日から練習を再開。5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)はFW大迫勇也(ブレーメン)、MF南野拓実(ザルツブルク)のゴールで快勝し、敵地ミャンマーの地に入った。その練習環境は劣悪で、ヤンゴン市内に天然芝の練習場がないことから日本サッカー協会関係者が「一応天然芝のスタジアムのピッチに近い」とした、芝ではなく“雑草”が生え、ぬかるんだピッチの練習場に。練習中には約20分間のスコールに見舞われ、選手のユニフォームは泥だらけ。道には野犬がうろうろし、安全に散歩もできないような状況だ。
3度目のW杯予選に臨む吉田だが、年代別代表時代を含めても東南アジアの環境には「僕は行っていないですね、まあ、こんなもんかと思っています」という。水気を多く含んだ“どろんこピッチ”。負傷のリスクもあるなかで、主将が印象を語った。
「足もとはやっぱり悪いですね、ぬかるんでいるし、下半身に負担はかかるかな、と。向こう(試合会場のスタジアム)のピッチがどうか分からないですけど、今日のこの雨じゃ明日もピッチは恐らくぬかるんだままだと思うので、難しいですね。アウェー来たなという感じですね。これも含めて(アウェーの戦い)ですね」
今回のような環境は初めてという吉田だが、普段はプレミアリーガーとして世界最高峰の舞台で戦っている。日本に帰っても環境面で困ることはない。アジア予選だからこそ、独特な環境に直面するが、そのたびに感じることがあるという。
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