スペイン代表、50mの高精度“クロスバー当て”勝負に脚光 「当ててみたらどうだい?」
カルバハルがクロスバーに当てれば、レフティーのスソも右ポスト上部を直撃する一打
スペイン代表は現地時間5日に行われた欧州選手権(EURO)予選のルーマニア戦で、後半途中から退場者を出して10人で戦うなか、2-1と勝利を収めた。そんななか、スペインサッカー連盟は試合前のテクニック動画をアップして技術の高さを証明している。
スペインは5日のルーマニア戦、主将のDFセルヒオ・ラモスがPKを決めて先制。後半2分にはDFジョルディ・アルバのお膳立てからFWパコ・アルカセルが追加点を挙げ、2点のリードを奪った。後半14分に1点を返され、DFディエゴ・ジョレンテが一発退場となり10人の数的劣勢を強いられたが、なんとか2-1で逃げ切った。
スペインサッカー連盟の公式インスタグラムは、試合前のワンシーンを公開。「ここからクロスバーに当ててみたらどうだい?」と綴られた動画では、センターサークル付近からDFダニエル・カルバハルが右足でボールをミートすると、ボールはグングンと伸びてクロスバー上部に見事に当たった。その直後にはFWスソが左足を一閃し、綺麗な弧を描いたボールが今度は右ポストを叩いた。
距離にして50メートルはあるロングキックながら、狙ってクロスバーやポストに当てている。衛星放送「スカイ・スポーツ」の公式インスタグラムも「カルバハル、遠くからクロスバー。スソもトライ。ミランのプレーヤーはミスを犯さない」と成功した模様を伝えている。
ルーマニア戦では出番がなかったカルバハルとスソだが、8日のEURO予選フェロー諸島戦では精度の高いプレーを披露するチャンスは巡ってくるだろうか。
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