欧州で輝く「ワンダーキッドTOP20」を英選出 日本代表DF冨安が堂々ランクイン
ムバッペ、サンチョら世界の逸材が並ぶなか、冨安が10位に入る
今季の欧州サッカーが動き出してから約1カ月、各国リーグで若きタレントが輝きを放っている。英ラジオ局「talkSPORT」は、英サッカーデータサイト「WhoScored.com」の統計を利用して、「欧州でプレーするワンダーキッドTOP20」を紹介。フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/PSG)やイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)らが名を連ねるなか、日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)もランクインした。
20位から11位までで注目は、14位に入ったイタリア人FWアンドレア・ピナモンティと、11位のフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージだ。ピナモンティは6月に行われたU-20ワールドカップで日本とも対戦したイタリアのFW。保有元はインテルだが、今季からジェノアに期限付き移籍を果たすと、開幕2試合で1ゴールと好スタートを切っている。
そして、アーセナルのゲンドゥージも評価を上げている1人。ここまで多くの試合で先発出場のチャンスを得ると、1日に行われた“ノースロンドン・ダービー”のトットナム戦(2-2)でも好プレーを披露。その甲斐もあってか、フランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)の負傷もあって、20歳ながら初のA代表入りを果たしている。
世界各国の有望株が名を連ねるなか、堂々10位にアジア人選手として唯一、冨安がランクイン。ここまで右サイドバックとしてプレー機会を増やすと、前節はマン・オブ・ザ・マッチ級のパフォーマンスを見せたことで、ボローニャサポーターの心をつかんだ。セリエAの舞台で、今後どんなプレーを見せるのか期待が高まる。
上位陣を見ると、ここまで2ゴールとプレミアリーグでも見事な適応力を見せているチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントが7位。世界最高の1人とも称えられるムバッペが5位にランクイン。2位にはジェノアで2試合2ゴールと最高のスタートを切った、コートジボワール人FWクリスティアン・クアメが入っている。