ユーベFWマンジュキッチ、今冬にもカタール移籍か CL登録外で退団濃厚と伊報道
ユベントスは人員整理に失敗 すでにMFエムレ・ジャンが不満分子に
イタリア王者ユベントスは、ドイツ代表MFエムレ・ジャンがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリストから外れたことと、一連の暴露話で話題を呼んだが、同時にCLリスト漏れした元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチがチームを離れる可能性が高まっているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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ユベントスは今夏の移籍市場で、一つのテーマに前線の整理があった。昨季にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得した一方で、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを期限付き移籍で放出。しかし、買い取りオプションが行使されずイグアインの保有権が戻る状況に、年俸のコントロールを考えても多少の人員整理が必要だとされてきた。
しかしながら、イグアインの放出はどのクラブとも合意できず、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラもまたクラブ戦略との兼ね合いがありチームに残った。19歳の若手イタリア代表FWモイーズ・キーンはイングランド・プレミアリーグのエバートンに去ったが、マンジュキッチにもまたドイツ王者バイエルン・ミュンヘンからのオファーが報じられた。
それでもチームに残る結果になったマンジュキッチだが、その結果はCLの登録リストから外れるというものだった。この状況になったことで、すでにマンジュキッチにはカタールからのオファーが届いているという。そのオファーを前向きに捉えているマンジュキッチは、冬の移籍市場で中東行きを決断する可能性が高いとされた。
これまで全体的にユベントスは堅実な経営ながら的確な補強をするという評判のクラブだったが、今回の移籍市場では戦力の整理に失敗した感がある。ジャンは内紛の火種となり、マンジュキッチはすでにクラブからの退団を決意するとなれば、チーム状況としては決して良いとは言えない。
前線のハードワーカーとして貢献してきたマンジュキッチだが、イタリアで過ごす時間は残り長くないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)