ネイマールは「PSGで引退を迎えることになる」 リーガ会長、高額移籍のリスクを指摘
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PSGがバルサに200億円の一括支払いを要求して破談 ネイマールは残留を強いられる
今夏にバルセロナ復帰説が過熱したパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは結局、移籍市場終了の9月2日までに交渉は成立しなかった。スペイン復帰もひとまずは立ち消えとなったが、ラ・リーガのハビエル・テバス会長にとってはそれほど大きな問題ではないようだ。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が伝えている。
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ネイマールはかねて希望していたバルサ復帰に向けて、PSG退団の意向を伝えていた。しかし、バルセロナはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンをアトレチコ・マドリードから獲得し、補強資金で厳しい状況になっていた。
支払いを2回に分割することに加え、3選手をトレードに盛り込む契約を提示したが、PSGは1億7000万ユーロ(約200億円)を一括で払うように要求。両クラブは合意に至らなかったとされ、ポケットマネーから1800万ポンド(約23億円)を出すとの提案をネイマール自らしたとの報道もあったが、最終的にはPSG残留を強いられる形となった。
テバス会長は、ネイマールのラ・リーガ復帰はもはやスペインサッカーにとって重要なことではなく、これまでと同じ額の給料を要求していれば新たなクラブは見つからないとの見解を示している。
「(ラ・リーガの)価値を高めるにあたり、良い選手を持つというのは常に重要なことだが、彼はもはや必要不可欠な選手ではない。もしネイマールが来れば、良いことではある。しかし、来なかったとしてもそれが重要なことには思えない。なぜなら、それでも我々は成長し続けるからだ」
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