森保J、パラグアイ戦「パフォーマンス分析」 W杯アジア予選前に評価を上げたのは?
MF:2列目の連係は向上 前半目立ったのは中島&南野の“存在感”
<MF>
■柴崎岳(デポルティボ/→後半31分OUT)=◎
さすがのパスセンス、気の利いたポジショニングで司令塔の役割をまっとう。攻守において、存在感の高さを知らしめた。
■橋本拳人(FC東京)=〇
Jリーガーとして唯一先発出場。危機管理能力の高さを見せ、相手のチャンスの芽を何度も摘んだ。柴崎の“相棒”候補へアピールは成功か。
■中島翔哉(ポルト/→ハーフタイムOUT)=◎
前半だけで“キレキレ”具合は伝わった。なかなか倒れず、倒れてもキープし続け、グラウンダーのパス、浮き球パス、サイドチェンジと引き出しの多さが光った。2得点の起点となり、背番号10の似合う活躍だった。
■南野拓実(ザルツブルク)=◎
森保ジャパン6点目。完璧な崩しから酒井のクロスをしっかりと決めた。所属のザルツブルクでもリーグ戦3得点と波に乗っているが、勢いはそのまま。守備でも積極的に前から追いかけ、攻守に奮闘。最後まで縦横無尽にピッチを駆け抜け、脅威のスタミナを見せつけた。
■堂安律(PSV/→ハーフタイムOUT)=△
サイドでの動き出し、中島、南野との関係性は高まっている。だが、1対1を決め切れず、やはりゴールが欲しかった。