久保建英に何が足りないのか? ベテラン長友が指摘「良いプレーだけでは評価されない」
長友が断言「彼は特にゴールがないと、なかなか評価されないと思う」
「建英の才能は凄い。見ていて面白い」と久保のポテンシャルを手放しで絶賛する長友だが、その一方で課題を口にしている。
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「(久保は)シュートまで行ける能力を持っているので、あとは決めるかどうか」
長友がクローズアップしたのは、久保のシュート精度であり、「ゴール」だ。「彼も分かっていると思う。ヨーロッパで結果を出して上に行くには、ゴールが必要」と続ける。この日も南野に並ぶチーム最多タイのシュート5本を放ったが、会場が歓喜に沸くことはなかった。
「良いプレーをしているだけでは評価されない。彼は特にゴールがないと、なかなか評価されないと思う」
2010年夏から海外で研鑽を積んでいる長友は、チェゼーナ、インテルと渡り歩き、ガラタサライで今季3シーズン目を迎える。海外で通算10シーズンを戦い抜いている32歳のDFは、これまで対峙してきた数々のアタッカーがいかに生き残り、そして脱落したかを熟知しているからこそ、久保に“結果”を求めている。
「彼がよく分かっていると思うので、貪欲に狙ってほしい」
若武者の飛躍を期待する長友もまた、久保のゴールを待ち望んでいる1人なのだろう。