久保建英、ファウル覚悟の徹底マーク“被害”に海外紙注目 「パラグアイによる虐待」
後半からピッチに立つと、自慢のテクニックを武器に果敢にパラグアイゴールへアタック
日本代表MF久保建英(マジョルカ)は5日、国際親善試合パラグアイ戦(2-0)で後半45分間プレー。最年少ゴールこそお預けとなったが、チーム最多タイのシュート5本を放つなど、果敢に相手ゴールに襲いかかった。スペインメディアは久保が見せた個人技にスポットライトを当て、「ファウルでしか止められなかった」と伝えている。
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久保は今年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)の大会期間中にスペインの名門レアル・マドリードへ完全移籍。トップチームの遠征に帯同し、プレシーズンのテストマッチ計4試合に途中出場した。その後、トップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼務していたなか、8月22日にスペイン1部マジョルカへの1年間レンタルが決まった。
海外組として初めて代表活動に参加した久保は、パラグアイ戦で2-0の後半頭から途中出場。MF堂安律(PSV)がプレーしていた右サイドハーフに入った。
後半10分、右サイドのタッチライン際でパラグアイDFブラス・リベロスからボールを奪った久保が魅せる。追いすがる相手を振り切ろうとバックヒールのターンを繰り出し、一度は接触でバランスを崩してピッチに手を突くも、すぐさま起き上がってボールをキープ。DFブライアン・サムディオがカバーに来るなか、細かいタッチでリベロスをかわしてFW大迫勇也(ブレーメン)にパスを通した。パラグアイの選手計4人がケアするなかで、久保は自慢のテクニックで相手を翻弄した。
久保はその後も果敢にゴールを狙い、チーム最多タイのシュート数(5本)とドリブル数(5回)をマーク。データ分析会社「オプタ」によれば、タッチ数(49回)も途中出場の選手で最多と日本の攻撃を牽引した。