「真のキャビアを提供」 酒井宏樹の“お膳立てクロス”に仏紙称賛「優秀さを図解」

先発出場した日本代表DF酒井宏樹【写真:高橋学】
先発出場した日本代表DF酒井宏樹【写真:高橋学】

パラグアイ戦で南野の追加点をアシスト 日本は2-0の勝利を収める

 日本代表は5日、キリンチャレンジカップ2019でパラグアイ代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。先発出場したDF酒井宏樹(マルセイユ)は2点目のアシストを記録したが、フランスメディア「Le Phoceen」は「日本で酒井が壮麗なパス」と見出しを打って報じ、「真のキャビアを提供した」と賛辞を送っている。

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 4-2-3-1システムで臨んだ日本は前半23分、左サイドを突破したDF長友佑都(ガラタサライ)が送った低いクロスが手前の相手DFに当たってコースが変わり、ゴール前へ。即座に反応したFW大迫勇也(ブレーメン)が左足ダイレクトで蹴り込んで1-0の先制ゴールを挙げた。さらに、同30分に右サイドの酒井が鋭いダイレクトクロスを供給し、MF南野拓実(ザルツブルク)がネットを揺らしている。

 マルセイユの地元メディアでもある「Le Phoceen」は、酒井のパフォーマンスに注目。「彼は自身の優秀さを図解した」と表現し、「南野に真のキャビアを提供した」と、追加点をお膳立てする正確無比なクロスに称賛の言葉を送っていた。10日に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦でも重要な存在となることは間違いないだろう。

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