先制点アシストの長友、ミスキック決めた“仕事人”大迫を大絶賛 「ビッグクラブに行って」

決め切ったエース大迫に長友が称賛を送った【写真:高橋学】
決め切ったエース大迫に長友が称賛を送った【写真:高橋学】

エースの先制点に…「大迫様様」

 日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)が、FW大迫勇也(ブレーメン)の先制点をアシストした。日本代表(FIFAランク33位)は5日、国際親善試合パラグアイ戦(同39位)で2-0と勝利。前半23分、MF中島翔哉(ポルト)、MF堂安律(PSV)とつなぎ、パスを受けた長友が左クロスを上げた。敵に当たったボールを「ミスキック」と認めつつも、決め切ったエースを大絶賛。「ビッグクラブに行って欲しい」と“後押し”した。

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 南米の難敵を相手に前半から攻め続けた日本。森保ジャパンでは中軸を担ってきた中島、MF南野拓実(ザルツブルク)、堂安の2列目に大迫が1トップを務める攻撃陣の“カルテット”で何度もチャンスを作り出した。そんななか、生まれた前半23分の先制点。中島と堂安の好連係から、左サイドを駆け上がった長友は中央の大迫へクロスを通した。クロスは敵に当たってしまい軌道が変わるも、大迫はきっちり左足で合わせてゴール。古巣鹿島アントラーズの本拠地でエースとしての役割を果たした。

「軌道変わってるんですけどね、難しいと思う。目の前で敵に当たって、軌道変わってるんですけど、上手く合わせて。そこは(中央にいたのが)大迫で良かったと思いますよ、なかなか難しいですよ。大迫様様ですよ。僕がアシストついたのは」

 長友は頼もしい29歳FWを大絶賛。今年1月、カタールで開催されたアジアカップでは負傷に苦しみながらも出場4試合で4得点し、長友自身、大迫について「抜けている」と表現した。今回、10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)に向けての“テストマッチ”でも結果を残した背番号15。攻守に奮闘したエースに長友はステップアップを“推奨”した。

「サコ(大迫)は何歳ですか? 29か…。ブレーメンでも結果残してますけど、もっと残して、ビッグクラブ行って欲しいですよ。それぐらい貪欲にやって欲しいなと思います。彼、相当レベル高いですよ。ブレーメンもドイツも高いですけど、もっとレベルの高いところで、ビッグクラブでどれだけやれるのかというのを正直僕は見たい」

 今季、ブレーメンで公式戦4戦4発と絶好調の大迫。ビッグクラブのインテルでプレー経験のある長友にとって、欧州でさらに光り輝くエースの姿が楽しみなようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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