パラグアイ代表監督、久保建英をどう見た? 「守備を崩すプレーを得意とする選手で…」

MF久保建英は何度もチャンスを作り出した【写真:高橋学】
MF久保建英は何度もチャンスを作り出した【写真:高橋学】

敵将が後半出場の久保について言及 「後半に何度も良いチャンスを作り出していた」

 パラグアイ代表は5日のキリンチャレンジカップで日本代表に0-2と敗れたなか、エドゥアルド・ベリッソ監督は後半から出場した18歳MF久保建英(マジョルカ)の印象について明かしている。

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 試合は前半23分、DF長友佑都(ガラタサライ)のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)が合わせて日本が先制。その後も日本ペースで進み、同30分にはMF中島翔哉(ポルト)、DF酒井宏樹(マルセイユ)とつながれ、最後はMF南野拓実(ザルツブルク)に流し込まれてリードが広がった。

 後半に入ると日本が3人を同時交代。その中の1人が、今夏FC東京から名門レアル・マドリードへ移籍し、その後にマジョルカへの期限付き移籍が決まった久保だ。

 MF堂安律(PSV)に代わって右サイドハーフに入った久保は、小刻みなステップと細かいタッチのドリブルを駆使して打開を図り、何度もゴールへ迫った。パラグアイの守備陣は手を焼き、後半24分にはバー直撃のシュートを浴びている。

 敵将の目にも久保のプレーは脅威に映ったようだ。「相手の守備を崩すようなプレーを得意とする選手で、後半に何度も良いチャンスを作り出していたと思う」と言及。ゴールを脅かした18歳アタッカーを称えている。

 試合の結果を左右した敗因について「フィジカル面で日本と互角の戦いができなかった」と分析したベリッソ監督。長距離移動の影響もあり、思うようにプレーできなかった側面を悔やんだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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