パラグアイ代表監督、10番中島翔哉を名指しで絶賛 「守るのに大変な思いをした」
0-2敗戦で敵将分析 「中島選手からスピーディーで縦の動きを利用した攻撃が生まれ…」
パラグアイ代表は5日のキリンチャレンジカップで日本代表に0-2と敗れたなか、エドゥアルド・ベリッソ監督は10番を背負うMF中島翔哉(ポルト)の名前を挙げて絶賛している。
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試合は前半23分、DF長友佑都(ガラタサライ)のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)が合わせて日本が先制。その後も日本ペースで進み、同30分にはMF中島翔哉(ポルト)、DF酒井宏樹(マルセイユ)とつながれ、最後はMF南野拓実(ザルツブルク)に流し込まれて2点差に広がった。
後半は両軍にゴールが生まれず、パラグアイは0-2で敗戦。試合後、ベリッソ監督が口にした日本人選手の名前は先制点を決めた大迫でもなければ、追加点を奪った南野でもなかった。
「2-0という点差で内容も相応しいものだった。いくつかのシーンでは点差が開いてもおかしくなかった」と完敗を認めた指揮官は、続けて「中島選手からスピーディーで縦の動きを利用した攻撃が生まれ、守るのに大変な思いをした」と言及。左サイドハーフに入った中島が起点となり、日本の鋭い攻撃がパラグアイを苦しめたと振り返っている。
縦の推進力を伴った日本の攻撃はパラグアイにとって厄介そのもので、「私たちの守備は、相手のスピーディーなカウンターを受けないために引いて守る状況が続いた」という。
ゴールやアシストこそなかった中島だが、要所で存在感を発揮。敵将は10番MFが日本の攻撃に迫力をもたらしたキーマンと分析していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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