日本戦で鬼神のセーブを見せたシンガポール代表GK 松本入団を懸け練習試合出場へ
米メディア報道 松本大戦がテストの場に
シンガポール代表GKイズワン・マフブードは、来季のJ2降格の決まった松本山雅FCの練習に1週間参加しているが、5日の松本大学との練習試合がJリーグ入りをかけたテストになると、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
すでにJ2降格が決まり、今季の試合日程を全て終了している松本だが、5日にかりがねサッカー場で松本大との練習試合を行う。これが6月のワールドカップ・アジア2次予選の埼玉スタジアムで行われた日本戦で18本のシュートを止めて一躍その名を轟かせた小柄な守護神にとって、最大の試験となるという。
「シンガポールのスターGKにとっては大きなテストが土曜日にやってくる。彼が松本大学チームとの親善試合でフィールドに立った時に、だ」と報じられている。
12月1日から練習に参加している守護神に対して、反町康治監督はすでに絶賛しているという。
「イズワンはすごく前向きに練習に取り組んでいる。そして、GKとしても適応に最大限の努力をしている。フィールド上での会話に関しても言葉の壁を越えようとしている。彼には素晴らしい敏捷性がある。彼の技術レベルも山雅のGKと匹敵する」
ハリルジャパンを食い止めた男は必死に適応を試み、実力的にはJ1のGKと遜色ないと指揮官は語っているという。世界も注目するマフブードの挑戦。“入団テスト”となる松本大戦で日本中を震撼させたセービングを見せるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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