「入っていないのがすべて」 最年少ゴールお預けの久保、決定機逸の“自己評価”は?
史上最年少ゴールはお預けも…
もう久保の勢いは止められない。後半17分、再び右サイドで倒されてFKを獲得。原口が久保の肩をポンと叩き、もう一度、自ら蹴った。直接狙ったが、惜しくもGKに弾かれた。同24分には、オフサイドぎりぎりで飛び出し、ニアサイドから左足をぶち抜いたがクロスバーに直撃。同28分のシュートも惜しくも枠外だった。
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「ボールが通ると思わなかったけど、その後は狙った。決めようと思わなかったら入らないので。打ったからには決めないといけなかった。入っていないのがすべて。(FKの)1回目は自分が蹴るつもりだった。2回目は蹴れよと言ってもらった」
18歳93日で臨んだ国際Aマッチ5試合目。ゴールを決めれば金田喜稔氏の19歳119日の記録を抜いて、史上最年少記録を更新したが、今回はお預けとなった。だが、フル出場の南野と並ぶチーム最多タイのシュート5本。間違いなく“主役級”の仕事ぶりで攻守に輝きを放った。
「A代表なので年齢は関係ない。18歳でも35歳でも呼ばれたからには代表のために全力でやる選手がいる。チーム一丸になってやればいい」
これから始まるW杯予選。カタールへの道で久保の存在は不可欠になると、プレーで示した45分間だった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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