「決めなければいけない」 18歳久保建英、チャンス創出も痛恨の決定機逸を反省

途中出場の久保、計5本のシュートを放ったがゴールはならず【写真:高橋学】
途中出場の久保、計5本のシュートを放ったがゴールはならず【写真:高橋学】

後半13分、24分に決定機を迎えるなど計5本のシュートを放ったがゴールはならず

 森保一監督率いる日本代表は、5日に行われた国際親善試合パラグアイ戦で2-0と勝利した。MF久保建英(マジョルカ)は後半開始から出場し、45分間にわたってプレー。5度のシュートを放ったことについても「決めなければいけないシーンだった」と、次こそ決定機を生かすと意気込んだ。

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 FW大迫勇也(ブレーメン)、MF南野拓実(ザルツブルク)のゴールによって2点のリードを奪った日本。森保監督は後半頭から背番号17の久保を投入した。右サイドに入った18歳のレフティーは、軽やかなドリブル突破で相手をかわしファウルをもらう場面があるなど、積極的なプレーぶりだった。

「とりあえず無失点で勝つことができた良かったと思う。点差を縮められないようにすることと、チャンスがあればという感じでした。他に選択肢があるなかでシュートを狙っているので、決めなければいけないシーンだった。次はしっかりと決めたい」

 久保がそう振り返ったのは、後半13分に左サイドのラストパスからダイレクトシュートを放ったシーン、そして後半24分、ペナルティーエリア内右でボールを受け、角度のないところからシュートを放ったもののクロスバーをかすめた場面だろう。自らの初ゴールを狙いに行った姿勢について、決めてこそチームを勝たせる仕事という思いがあるのだろう。

「最後のきつい時間帯で自分も1回ミスをしてチームのピンチを招いた。残り10分に気をつけないと、相手が速いチームなのでカウンターを受ける。そこに注意していければいい。自分は予選が初めてなので、チャンスがあればしっかり楽しめれば良いと思う」

 久保は10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦に向けてこのようにも話した。初のW杯を巡る闘いへ、18歳の集中力はさらに研ぎ澄まされている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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