森保監督、パラグアイ撃破でW杯予選へ手応え 「チームとしてイメージを持った戦いができた」
南米の難敵相手に無失点で勝利 「できれば2-0からもう1点奪って…」
日本代表は5日に行われた国際親善試合パラグアイ戦で2-0の勝利を手にした。10日のカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選初戦ミャンマー戦に向けて幸先の良いスタートを切った森保一監督は、「チームとして良いイメージを持てた」と90分間を振り返った。
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試合は前半23分にDF長友佑都(ガラタサライ)のグラウンダーのクロスに、エースFW大迫勇也(ブレーメン)がダイレクトで合わせて先制ゴールをゲット。これで勢いに乗った日本は、同30分にもDF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスにMF南野拓実(ザルツブルク)が反応して追加点をゲット。コパ・アメリカ(南米選手権)ベスト8の相手に対して、果敢な戦いぶりを見せた。
「まずは無失点に抑えることができ、多くの選手が変わりながらもチームとしてイメージを持った戦いができた。できれば2-0からもう1点奪ってより安定したゲームができれば良かったが、それは今後の課題としたい」
後半に入るとMF久保建英(マジョルカ)を投入。その久保はクロスバーをかすめるシュートを含むシュートチャンスを、何度も作る場面があった。またキックオフ時はセンターバックに入っていたDF冨安健洋が、ボローニャでもこなしている右サイドバックに入り、果敢な突破を見せる場面もあった。
「サポーターの方に喜んでもらえるような。笑顔になってもらうのは嬉しいこと。選手たちが良いプレーができるのはサポーターの皆さんが応援してくれたおかげ。そういう方たちが喜んでくれるプレーを選手たちがしてくれて良かったです。次の試合に向けて、一戦一戦最善の準備をするチームとしてやっている。今日の試合も生かしながら(ミャンマー戦へ)最高の準備をしていきたい」
世代間の融合を推し進めている森保監督にとって、確実に手応えとなった90分間。パラグアイを叩いた勢いに乗って、W杯に向けた第一歩となるミャンマーの地へと乗り込む。
(FOOTBALL ZONE編集部)