久保建英、GKの頭上射抜く一撃 「踊るようにシュート」を海外絶賛「奇跡のような動き」

MF久保建英は後半から途中出場【写真:高橋学】
MF久保建英は後半から途中出場【写真:高橋学】

パラグアイ戦後半から出場の久保、鮮やかな一撃で会場沸かせ海外メディアも反応

 日本代表は5日、キリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦し、エースFW大迫勇也(ブレーメン)とMF南野拓実(ザルツブルク)の連続ゴールで前半を2-0と折り返したなか、後半から18歳MF久保建英(マジョルカ)が右サイドハーフの位置で途中出場。角度のない場所からバー直撃の一撃を放ち、海外メディアは「奇跡のような動き」と称賛している。

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 試合は前半23分にスコアが動いた。左サイドを崩した日本は、DF長友佑都(ガラタサライ)のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)が合わせて先制。その後も日本ペースで試合が進み、同30分にはMF中島翔哉(ポルト)、DF酒井宏樹(マルセイユ)とつないで最後は南野が合わせて追加点を奪った。

 日本は後半に入ると、MF堂安律(PSV)に代わって久保、酒井に代わってDF植田直通(セルクル・ブルージュ)、中島に代わってMF原口元気(ハノーファー)を同時投入。日本の攻撃が再び勢いづくなか、後半24分に久保が会場を沸かせる。

 相手ペナルティーエリア右手前でボールを持ったMF柴崎岳(デポルティボ)から相手最終ラインの裏へパス。絶妙なタイミングで抜け出した久保がゴールに向かってドリブルで仕掛ける。ゴールライン際で角度がなく、相手GKがニアサイドに立ってコースを消したなか、久保は思い切りよく左足を一閃。狙いを定めたのはGKの頭上だった。

 鮮やかな一撃でGKの頭上を射抜き、ゴールかと思われたが、シュートは惜しくもバーを直撃。それでも18歳アタッカーのひらめきとテクニックに会場ではどよめきが広がった。

 エルサルバドル紙「El Diario de Hoy」は久保のプレーに反応。「久保は踊るようにシュートをクロスバーに当てた。エリア内で奇跡のような動きだ」と絶賛し、世界から注目を集めるアタッカーのプレーを伝えた。

 久保は惜しくもゴールは奪えなかったが何度も見せ場を創出。2-0の勝利に貢献した一方、今後への期待をさらに膨らませるパフォーマンスとなった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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