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「欧州って感じ」 オーストリア移籍の北川、背後からの“強烈チャージ被害”動画を投稿
オーストリア・ウィーンDFジャリュの猛チャージを受けてピッチ外へ弾き飛ばされる
日本代表FW北川航也は、今夏にJ1清水エスパルスからオーストリア1部SKラピド・ウィーンへ完全移籍した。すでにデビューして初スタメンも飾っているが、日本と欧州の違いを体感しているようで、自身の公式ツイッターにピッチ外に弾き飛ばされた強烈なチャージ被害の動画をアップ。「これを抜き切りたい」と決意を新たにしている。
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清水ユースから2015年にトップチームへ昇格した北川は、J2時代の16年にレギュラーに定着。18年はJ1で32試合13得点を記録し、A代表にも選出された。
今季もリーグ戦20試合6得点を挙げていたなか、7月下旬に欧州クラブへの移籍を前提としたメディカルチェックのため、渡欧することを発表。同31日にオーストリア1部ラピド・ウィーンへ完全移籍が決まった。
8月24日のリーグ第5節LASKリンツ戦(1-2)で後半30分からピッチに立ち、移籍後初出場。続く9月1日の第6節オーストリア・ウィーン戦(3-1)では2トップの一角で初スタメンを飾ったが、初アシストも決めた試合で北川の脳裏に残ったのは欧州の激しさだったようだ。
北川は公式ツイッターに一本の動画をアップ。1-1で迎えた前半13分、右サイドのタッチライン際でボールを受けたなか、背後からオーストリア・ウィーンのギニアビサウ人DFマウド・ジャリュに激しいチャージを受け、バランスを崩してピッチ外に弾き飛ばされた。
相手のファウルになったとはいえ、北川は「ライン際でぶっ飛ばされたやつ。欧州って感じ」と言及。「だから、もう一歩早くしないと潰される。そこのスピードに拘りたい。これを抜き切りたいな。まだまだ強くなれる」と続け、自身の課題と意気込みを綴った。
欧州で揉まれてひと回り大きくなった時、再び日本代表のポジション争いにも顔を出してくるはずだ。