プレミア“開幕1カ月”ベスト11を英選出 王者シティとリバプールの充実が際立つ結果に
アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドからは1人も選出されず
欧州主要リーグの中でも一足先に開幕を迎えたイングランド・プレミアリーグ。第4節までを終えた時点でのベストイレブンを、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が独自に選出した。アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドからは1人も選ばれず、王者マンチェスター・シティやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者リバプールの充実ぶりが目立つ選出となっている。
最多の4人を輩出したのが2連覇中の王者シティだ。ブラジル代表GKエデルソンを筆頭に、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、イングランド代表FWラヒーム・スターリングと攻守両面の中心選手が選ばれている。
エデルソンはここまで4試合中2試合でクリーンシートを達成。これはエバートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードやクリスタル・パレスのスペイン人GKビセンテ・グアイタと同数だが、90分あたりの2.5回のセーブ数を記録したブラジル代表守護神に軍配が上がったようだ。
攻撃陣のタレントに関しても、デ・ブライネは5アシスト、アグエロは6得点といずれもリーグトップの数字を記録。スターリングもリーグ2位の5得点をマークしている。
現在リーグ首位を走るリバプールからはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのDF2人が名を連ねた。
トップ2から6人が選ばれ、残りの5選手はそれぞれ異なるクラブから1人ずつが選ばれている。
ディフェンスラインにレスター・シティのトルコ代表DFチャグラル・ソユンク、ウェストハムのコンゴ民主共和国代表DFアルトゥール・マスアク。中盤にはフランク・ランパード監督の秘蔵っ子であるチェルシーのU-21イングランド代表MFメイソン・マウント、アストン・ビラのスコットランド代表MFジョン・マッギン。そして前線にはシティのデュオに加えて、ノリッジ・シティのフィンランド代表FWテーム・プッキが開幕1カ月のベストプレーヤーの1人に選ばれた。
なお、ここまでのベスト監督にはマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が選ばれている。
そして上位11人から漏れ、惜しくもサブとして選出された選手は以下の通り。
GK
ビセンテ・グアイタ(クリスタル・パレス)
DF
ファビアン・シェア(ニューカッスル)
リカルド・ペレイラ(レスター)
MF
ダニエル・ジェームズ(マンチェスター・ユナイテッド)
ユーリ・ティーレマンス(レスター)
FW
アシュリー・バーンズ(バーンリー)
ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
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(FOOTBALL ZONE編集部)