久保建英はマジョルカに「収益をもたらす」 クラブスタッフの“来日営業”にスペイン紙注目
久保が日本代表活動に励むなか、マジョルカから2名のスタッフが来日中
レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍したMF久保建英は現在、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた日本代表に合流している。その一方でマジョルカ側も久保が加入したチャンスを逃さない手はないと、2人のクラブスタッフが東京で“営業活動”を行なっているようだ。スペイン紙「エル・ムンド」が伝えている。
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記事では「久保は現在代表チームに集中している」と5日のパラグアイとのキリンチャレンジカップ、10日のW杯予選ミャンマー戦に向けてトレーニングに励んでいることを紹介。それとともに同紙が伝えているのは、スポンサーやマーケティングの交渉を行なうため、マジョルカ側が動きを見せていることについてだ。
「現状、日本人のタケ・クボは、ピッチ上ではまだ目に見える効果を発揮していないが、収益をもたらすことになりそうだ。マジョルカのコミュニケーション担当アルベルト・サラスと、マーケティング担当のジョアン・セラが昨日東京に飛び、レンタル移籍で加入した選手に興味を持つ多くの日本企業とコミュニケーションの場を持った。それはスポンサー契約締結に関心を持つ企業だ」
1年間の期限付きとはいえ、日本での大きな注目を集める久保の加入について、生かさない手はないと考えているようだ。そこには過去にFW大久保嘉人(ジュビロ磐田)、MF家長昭博(川崎フロンターレ)の2人が所属していたことも関係しているという。
「マジョルカと日本企業がスポンサー契約を結ぶとなっても、初めてのことではない。過去にはオオクボとアキ(家長)が在籍していることを理由に何個かの契約を結んだからだ。しかしクボについては、保有権がアジアで最も人気のあるクラブの一つであるレアル・マドリードにあるということもあり、影響が非常に大きくなっている」
過去の日本人選手のノウハウを生かしつつ、久保の知名度の高さを生かせるか。マジョルカ側もビジネスチャンスとして捉えているのは間違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)