中立的な立場のイタリア国営放送ジャーナリストも本田に失望 「今季のミランでワースト選手」

ドンナルンマ、ロマニョーリを高評価

「最終的には、UEFAヨーロッパリーグ出場権(4位と5位に与えられる)を争うところに落ち着くのではないだろうか。なぜなら、他に良いプレーをしているチームが多くあるからだ。しかし、そのチームの多くはヨーロッパのカップ戦を戦っている。そこで勝ち抜いて日程が過密になれば、ミランにも3位以内のチャンスが生まれるのではないか」

 シルビオ・ベルルスコーニ会長が厳命しているという、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内は厳しいという見通しを示した。そして、個人の評価については、16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマとDFアレッシオ・ロマニョーリといった守備陣の若手を高く評価した。

「ドンナルンマは、今季のミランで最大の発見だと、この段階で言ってもいいだろう。仮に多少のミスや不安定なプレーがあっても許容すべきだ。この年齢で成熟している選手などいるわけがないのだから。また、ロマニョーリも試合ごとに成長している。今後10年間を見据えた意味でも、素晴らしい存在になっているのではないか」

 一方で、最も失望させている存在として本田の名を挙げ、ビッゾット氏は厳しい言葉を並べている。

 

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