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退場処分のインテル長友は1試合の出場停止 連続スタメンは「4」でストップ
イタリア紙が報道 12日以降の連戦での先発復帰を狙う
前節のナポリ戦で退場処分となったインテル所属の日本代表DF長友佑都は、1試合の出場停止処分を受けることになった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、6日の次節ジェノア戦の予想スタメンと共に報じている。
ナポリ戦での長友は、前半35分と44分に立て続けにイエローカードを提示され、退場となった。イタリアでも判定の是非について物議を醸し、ロベルト・マンチーニ監督は1回目の警告でファウルを受けたナポリFWホセ・カジェホンを、「トラクターに轢かれたようにシミュレーションをした」と糾弾し、レフェリーのダニエレ・オルサート氏に対しても「美女とデートするよりも、選手を放り出す方が重要なんだろう」と憤怒のコメントを残していた。
また、同僚のセルビア代表MFアデム・リャイッチも1-2の敗戦後に「長友に申し訳ない」と擁護するなど、前節のセリエA全体における大きな話題になっていたが、長友に対しては1試合の出場停止という処分が下されている。
次節ジェノア戦の予想スタメンでは、ナポリ戦で長友が務めていた左サイドバックにはDFアレックス・テレスの名前が記されている。また、右サイドバックはDFダニーロ・ダンブロージオの起用が予想された。他では、センターフォワードでモンテネグロ代表FWステバン・ヨベティッチの起用が濃厚とされている。
チームは首位ナポリから勝ち点1差の2位。3位にも1ポイント差でフィオレンティーナが迫る白熱のトップ3の争いが続いている。連続スタメン出場は4試合で途切れることになった長友だが、12日からはリーグのウディネーゼ戦、イタリア杯カリアリ戦、リーグのラツィオ戦と中3日でのゲームが続く。ここでコンディションを整え、レギュラー確保に向けてアピールしたいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images